後援会会長就任あいさつ

大阪電気通信大学後援会
会長 十 河  欣 也

私にとっての後援会活動について

会員の皆様には、ご健勝のことと拝察申しあげます。
平素より後援会の活動につきましてはご理解とご協力を賜り感謝申しあげます。
この度、6月21日(土)2025年度大阪電気通信大学後援会定期総会が開催され、前石橋後援会会長よりバトンを引き継ぎ後援会会長に選出いただきました十河欣也(そごうきんや)と申します。微力ではございますが保護者代表として学生のより良い環境作りに尽力していく所存でございますので皆様のお力添えをいただきましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申しあげます。

2025年に入り世界に目を向けますと、ロシアによるウクライナへの侵攻で終わりの見えない戦争が続いておりますし、1月20日アメリカ合衆国で第二次トランプ政権が発足後、トランプ氏が発表している一連の関税措置に対し、日本を含む世界各国から驚きと不満の声が報道などで日々取り上げられており、この「トランプ関税」で様々な産業への影響が心配されております。
日本に目を向けましては、大阪・関西万博の来場者も順調に増加し世界中から訪日客も多く来日し日本経済を下支えしてくれていると思われます。私が高校生の時はこんなにも沢山海外から観光客が押し寄せるなど想像すらしておりませんでした。
さて、私事で恐縮ですが、中学高校6年間サッカークラブで日々厳しい練習に耐え各種大会で結果も出ておりましたので、スポーツで大学進学を目指しておりました。しかし、諸般の事情で断念せざるを得ず就職を選択しました。今でも深く後悔しております。そんな中、結婚後、4人の息子に恵まれ現在四男がこの4月に入学し三男に続き本学にお世話になる事になりました。縁が有りまして長男、次男も他大学在籍時も後援会でお世話になっておりました。自身が果たせなかった「大学進学」ですが何かしら大学に携わりたいとの思いで務めさせていただいております。その思いに息子が応えてくれるのが一番嬉しいのですが過度な期待はプレッシャーになりますので、ほど良い距離感で応援をしたい、役立つことをしてあげたいとの思いで今後も後援会活動に関わってまいります。
皆様ご存じの事と思いますが、後援会の現在の活動ですが、保護者の声も参考にして活動しております。
部活動への活動援助金や各種学会発表の補助、今年度からの情報系資格取得者への受験料補助など、一部の限られた学生への援助だけでなく、教育懇談会開催一部負担といった目に見えにくい支援も行っております。
また、学生の健康的な生活を支援する取組として、両キャンパスにおける「三文の徳食堂」では、朝食を100円で提供できるよう、後援会から1食あたり125円を補助しております。これにより、学生の経済的負担を軽減し、規則正しい生活の支援にもつなげております。
一方、保護者の皆様が関心をお持ちの就職や進路についてですが、昨今の就職活動は私たち親世代の頃と比べて大きく様変わりしています。特にコロナ禍を経て、状況はさらに多様化・複雑化しているようです。メディアなどで報じられる内定率の数字に、一喜一憂される方もいらっしゃるかと思いますが、大学では「保護者のためのオンライン就活セミナー」などを通じて、最新の就職事情について情報提供を行っております。ぜひこうした機会をご活用いただければ幸いです。
さらに大学では、秋と春に教育懇談会を開催しておりますので、大学のこと全般や、進路について不安に思われることなどございましたら是非ご参加ください。
最後になりますが、後援会では大学祭への協力など様々な活動をしておりますので行事へのご参加などご支援とご協力をよろしくお願いいたします。