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概要

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04 後援会たより No.36る事を心がけています。  また学生には働くということの意味を教えているんです…… 働くということは人と共に働くから働くのです。人のためになるから働くのです。 その意味あいをいま理解していなくてもいいのです。ちゃんと誠意を持って伝えるとどこかに残っていて何かの時にわかるのです。そういうこともしっかり伝えていくつもりです。大西 大学に目的を持って入ってくる学生さんは多いですか?大石 当然そういう学生もいますけれど、大学に入ってから考えようとか、周りから勧められたから入ったという学生もいます。大学に入学したからには、目的を持って勉強して欲しいですね、そして目的を達成するために目標をもってほしいです。  目標には、3つの要素が必要です。「何を!」、「どのレベルまで!」、「いつまでに!」例えば、TOEIC700点、来年の4月までに……これを目標といいます。  目標達成のためには、当然計画表をつくりますね、しかしこの3つの要素が入らないと具体的な行動が起きません。学生にもこの3つの要素を入れるように指導しています。そこまで落とし込むと行動に結びつきやすいですから、ぜひ……。河本 後援会に対しての感想、要望がありましたら、お願いします。大石 難しい質問ですね(笑)こちらからの要望はあまりないんですけれど、大学として発信すべき情報を的確に発信していくことが必要でしょうね。僕も子供が大学生のときには父親としてどういうところに就職していますかとか、そのためにはどういう取り組みをしていますかとか、気になるじゃないですか。そういった部分含めて後援会の会員である保護者の方々が必要とされている情報を発信していくことが大学側には求められていると思います。最終的に本学に行かせて良かったと保護者の方々に思ってもらえることが大事な部分なんですね。そのために、教育方針はもちろん……大学は生き残りのため「今後この方向に向かっていますが、ご意見は?」と、こちらから意見を伺い、それを教育現場に反映しながら、一緒に進めていくことが大切だと思っています。河本 ここまでお話を聞いていて、子供を預けていてよかったなと、すごく安心しました。ありがとうございました。大石 私の産業界での経験も活かしながら、少しでもお役に立てることができればいいと思っています。インタビュー●大石利光新学長入学式式典で挨拶される大石新学長四條畷キャンパスから臨む大阪市内