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概要

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20 後援会たより No.36 ㈱ダイキンアプライドシステムズは、2004年にダイキン工業㈱の大型空調機器事業と1969年の設立以来空調・冷熱エンジニアリングで実績のあるダイキンプラント㈱が集約されて誕生した会社です。 ダイキンのブランドは、家庭用エアコンで一般の方にも馴染み深いですが、私が入った会社は、工場や研究所など向けにお客さまの求める空調システムを設計して提供しています。 基礎理工学科は社会を支える技術の基盤となる科学を基礎から学ぶ学科ですから、就職について当初は教職も考えていました。そのために少々出遅れた面もあったのですが、3年生の2月に進路を企業にしようと決断しました。以前から建設関連の業種に興味があって、直感的にこの分野で仕事をしたいなと思い、3月からエントリーして、いろいろな企業を回りました。 大学のOBを訪問したり、企業説明会などで出来るだけ多くの情報収集をめざして活動しました。60社くらいの話を聞いたでしょうか。もちろん建設関連の会社だけではありません。その中から30社くらいを選んで会社訪問して、7月初めには別の空調関係の会社から内定をもらいました。その後、中旬から末にかけてダイキン系の2社から内定をもらいました。内定承諾書を書く段階になって、ダイキン系の2社のどちらにするか、かなり迷いましたが、最終的には事業内容に加えて、内定をもらうのに一番苦労したダイキンアプライドシステムズを選びました。 私は自分から行動する人間じゃないし、何事にも受け身の学生生活を過ごしてきましたから、就職活動では全体的に苦労しました。3月にエントリーシートによる活動を開始するにあたって、このままじゃヤバイなと思い、同年の先輩にアドバイスをもらいました。私は1年浪人しているので、同年でも就職の先輩がたくさんいるんです。そこで「先手先手で動いていけ」と言われましたので、積極的に物事を考えて、自分から変えよう変えようと努めたんです。これは実際には結構しんどかったですが、結果、毎日徐々に成長するつもりで活動できたと思います。 就職活動中は常に強気でいるように心がけていました。弱気じゃダメです。失敗を恐れずに行動したいし、行動すべきです。何も行動しなければゼロのままですが、行動さえすればプラスかマイナスには働きますから。 同期の仲間20人が4月1日に入社し、1週間の東京での導入研修のあと、私は大阪で研修を受けています。まだ将来の夢にまでは考えが及びませんが。せっかく入った会社ですから、早く貢献したいという気持ちは強く持っています。就職活動でこれまでには体験しなかった、いろんなことを経験して、内定をもらうこと自体がこんなに大変なのかということを実感しました。これからは同じくらいか、それ以上にしんどいと思うので、いままで育ててくれた親のように、きちんと自立して働いていけたらと思っています。就活レポート西川健太さん工学部基礎理工学科卒中村拓司研究室【会社概要】(会社Web サイトから) ㈱ダイキンアプライドシステムズ  本社:東京都港区  社長:武本喜伸  設立:2004 年  資本金:3 億円  従業員数:455 名