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概要

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4 後援会たより No.33したときに、勇気を持って投資始め、どこまで下落するかわからないので、下落してもいいように何回かに分けて投資をします。これが「時間分散投資」です。そして購入時に必ず、売却のターゲットを定めておき、上昇したときに欲張らずに売却します。このことを長期間繰り返し行うことが、「真の長期投資」です。 三点目は成長の著しい、新興国を投資対象に取り入れることです。 過去10 年間新興国株式に投資をしていれば、平均で年間20% 近い収益率が獲得できています。戦後間もなくの日本のように、経済成長率の高い国への投資が大きな投資成果を生みます。 投資をすることによって、日頃からニュースを注意深く見たり、聴いたりすることになると思います。投資は1)健康づくりについて 健康維持・増進には運動・栄養・睡眠のバランスが大切です。しかし人は寝る事と食べる事は意識しなくても行うが、身体活動については、意識して行わないと出来ない状況にあります。また栄養面では手軽に栄養を摂取できる環境になったことにより、身体活動と栄養のバランスが崩れ、栄養過多となってきており、これが進むと肥満につながる。肥満は生活習慣病発症の大きな因子であり、これを改善し本来の形に戻すためには、IN(食べる事)、OUT(消費されるエネルギー)のバランスを取り適正体重・適正体脂肪に近づけるようにしていく必要がある。しかし加齢に伴い消費されるエネルギーは低下していく、これを維持していくためには筋量の低下を抑制する事がポイントです。なぜならば消費されるエネルギーの70%は基礎代謝であり、基礎代謝の約38% は筋肉で消費されるからです。2) 体は何歳からでも変えられる 健康な一般人で筋量はどのくらい低下するのか、20 歳~ 50 歳の間で約10%の低下、50 歳~ 80 歳までに更に30 ~ 40%急激な低下が起きるといわれています。この筋量の低下を抑制する有効な方法がレジスタンス運動です。例えば一過性のレジスタンス運動は年齢にかかわらず筋原線維と骨格筋全体でのタンパク質合成を刺激し筋タンパク同化作用を促進します。つまり筋肉を作るスピードが増加するという事です。私も55 歳から自体重を利用した運動で、筋肉量を増やし、生活習慣病を改善し、身体を変える事ができました。適切な“ 強度” で適切な“ 間隔” で筋力に刺激を与える事で、加齢に伴う体「頭の体操」にもなります。ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。最後になりますが、私の話が皆様の資産運用に少しでもお役に立てれば幸甚です。力の自然減退を抑制する事ができます。軽い負荷でも効果はありますので是非チャレンジしてみてください。3)健康づくりは継続がカギ 運動を継続して行う事は、健康維持・増進につながるとの認識は周知の事実であるが、これがなかなかできない。私自身も運動習慣がなく、継続が厳しい状況であったが、今では運動習慣が定着しました。その経験から継続するコツを申し上げるなら、体の変化を楽しむ(記録する事)、やりたくないなとおもったら、出来る事を少しだけやる、そうする事で気分が変わり、いつのまにか予定の運動メニューをこなし継続につながった経緯があります。またそれ以外に、仲間と一緒に行うことも継続につながる方法だと言われています。要は“ 継続は力なり” です。 是非運動を“ 継続” し運動貯金をして健康寿命を延ばし人生を楽しんでください。~身体の健康~“体は何歳からでも変えられる”●講師医療福祉工学部長 大石 利光 教授