会長あいさつ

大阪電気通信大学後援会
会長 石 橋 美 和

「厚くて熱い大学生活を」

新入生の皆さん、ご家族の皆さま、ご入学おめでとうございます。昨年、私達の生活を直撃した令和の米騒動に代表されるような諸物価の高騰等もあり、特に保護者の方々におかれましては、何かと大変なことも多かったかとお察しいたしますが、何はともあれ心よりお祝い申し上げます。
後援会は保護者と学内の教職員で構成されており、学生の皆さんの支援と応援を目
的に活動しています。まずは食に関する支援として「三文の徳食堂」があります。本
学では学内食堂にて100円で朝食を提供しています。これは朝食を抜きがちな学生にしっかり食べて欲しいという思いから始まった取組です。他にも月に一度、激安価格で昼食を摂ることができる「学生応援day」があります。どちらの取組も大学と共同で行っており後援会からも費用の一部を支援しています。その他、情報系資格取得者への受験料の支援、学会や研究発表時の旅費の補助、部活動への支援、学生のための施設整備など様々な形で大学と共に学生を支援しています。また、後援会たよりやHPなどを通じて様々な情報提供も行っておりますので、ぜひお子様の大学に関心を持っていただき、大学祭などのイベント時は大学に足をお運びくださいますようお願い申し上げます。
さて、今回ご入学される皆さんは多くの方々が数年後には社会人として羽ばたいて
いかれることになるでしょう。そこからは何十年もの間、社会のどこかに自分の存在価値を創り出していく必要が出てきますが、これからの社会はこれまでよりもはるかにスピード感がありますので、ドラスティックな変化の中に身を置くことになるはずです。例えば、AIとの共存等はもはや当たり前のことになりつつあります。そんな中で、私達が生きていく上で、変わらず必要となることがあります。それは、常に自分の価値を高め、必要とされる存在であり続けることです。大学で過ごす時間は、そのための準備をする期間とも言えます。それは、大学で学ぶ専門的な知識や具体的なスキルだけでなく、どこに行っても、どんな時代が来ても通用する人間力とも言えるものを養うためのもので、数多くの経験や出会いによる真剣で濃厚な時間によって熟成されるものかと思います。どうか、皆さん、この数年間、1秒たりとも無駄にせず、厚くて熱い時間にしてください。
最後になりましたが後援会は保護者目線、学生を第一に考えて活動を進めていき
たいと思います。ご不明な点などございましたら遠慮なく後援会にご連絡ください。
今後とも一層のご支援、ご協力をお願いいたします。